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ポンド主導でドル高に、ドル円やユーロドルも追随

ポンドドルは、ロンドン市場序盤は1.3750付近でのもみ合いでしたが、英PMIをきっかけにポンドドルは一時1.36台へと下落しました。4月の英製造業PMIが53.9と事前予想54.8を下回り、1年5ヶ月ぶりの低水準となったことでポンド売りに勢いがつきました。ポンド円は150円台半ばから下げ止まらず現在149円台前半で推移しています。5月10日には英MPC会合が開催されますが、市場での利上げ確率は16%程度まで低下しており、一連の英経済統計や英中銀総裁の慎重姿勢で急速に早期利上げ見通しは後退しています。

ユーロドルは、4月中盤から続く下降トレンドの中、1日もロンドン市場序盤から売りが先行し、心理的な水準である1.2000を割り1.984あたりまで下げました。ユーロ円も急落し、131円台前半を推移しています。足元のFRBとECBの金融政策の先行きに対する期待の違いが徐々に表れており、ユーロドルの上値を押さえ付けている状況です。ECBは、第1四半期の指標の弱さから出口戦略への筋道に不透明感も出ています。




底堅いドルが一人勝ち状態
23時に発表されたISM製造業景気指数は予想を下回る結果となるも、ドル売りの反応は一時的に留まりました。むしろ下げ幅が限定的だったことから市場の緊張が緩和され、米国債10年利回りも2.977にまで上昇したことで、買いに勢いがつき一時ドル円は109.75円付近にまで上げ幅を拡大しました。米ドルは今後もFOMCの利上げ発表や雇用統計など重要な経済指標が控えており、市場の期待感も高い状態です。又、日本ではゴールデンウィーク、ヨーロッパではメーデー祝日という要因もドル買いを進めている要因かもしれません。FOMCの発表を控え110円台目前のドル円ですが、直近3日での米国時間(0時~5時)では全て急落する動きみせているので、その戻りを警戒しつつ、狙ったトレードを行う隙があるかもしれません。



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